スクリーンが待っている

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著者:西川美和

「ニヤニヤ、クスクス。これ、立派な映画作りの教則本です」役所広司
「ため息がでるほど、画には映らない想いがつまってる」仲野太賀

一貫してオリジナル作品に拘ってきた著者が、初めて原作ものの映画化に挑んだ。原案小説は、佐木隆三氏の『身分帳』。13年という最後の刑期を終えた元殺人犯の人生を描き、舞台を昭和から現代に移して脚本化。小説との出合い、脚本執筆のために潜り込んだ婚活パーティ、一か八かの撮影現場、コロナによる編集作業の休止など、5年にわたる制作過程の出来事が、時にユーモアを交え、時に熱を帯び、喜怒哀楽、折々の思いが赤裸々に描かれる。映画の世界を離れたテーマの読み物と、『すばらしき世界』のアナザーストーリーともいえる短編小説『蕎麦屋ケンちゃん失踪事件』を収録。
小学館

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